デザイン=美しいデザイン

デザイン=美しいデザイン

商品のライフサイクルには、開発期、導入期、成長期、成熟期、衰退期があります。

特に開発期で生まれた新しい価値を、消費者に届けてそれがどのようなシナリオを描くかを、このライフサイクルの中で想定することが必要です。

例えば、予想以上に市場の伸びが悪かった場合に、短期的な目標を達成するために、製品を入れ替えるもしくは製品に機能を足すなどの、その場しのぎの対応とならないよう、プロダクトライフサイクルや消費行動を認識することが重要です。

プロダクトライフサイクルや消費行動を認識し、新しい価値(モノ)を成長させることができれば、それがイノベーションに繋がります。そのスタートとなるのが、美しいデザインによって感動を与えることです。

美しいデザインとは、「社会の多くの人々と共有できる問題を解決するのが美しいデザインの本質」であると『教科書を超えた技術経営』日本経済新聞出版社の中で定義しました。

それは、デザインが生活環境をより良くしていく手段であり、さらには人々の関係性を築くためのツールになると考えたからです。

多くの人々は、デザインは生活を改善していく手段として存在しているという認識がなく、色や形をおさめる程度のものとしかデザインを誤解しているのではないでしょうか。
また、本の中でデザインを美しいデザインと言い換えているのにも理由があります。

美しいデザインは感性に訴え、人に感動を与えるものです。そしてその感動が伝染力を持って社会に広がることでイノベーションが生まれます。

デザインが、社会にとって意味あるのは、美しいデザインで人の感性に訴えて多くの人々にインパクトを持つことです。一方で、それがやり続けられる企業もまた、美しいデザインに助けられているのです。