脱毛サロンのミュゼプラチナムのビジネスモデル

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ミュゼプラチナムは、会員数が350万人を超え、店舗数は全国で191店舗の美容脱毛専門サロン。

設立は2012年(初出店は2003年)から10年程度、数ある脱毛サロンの中での知名度はナンバー1。

ミュゼが特徴的なのは、「両ワキ + Vライン完了コース」が104円のキャンペーン。こんなキャンペーンを続けて大丈夫なのか考えてみる。

脱毛サロンのミュゼプラチナムのビジネスモデル

RVHに譲渡された時点の、ミュゼプラチナムの2019年3月期は、売上高が393億5700万円、営業損益が6億5200万円の赤字。

赤字になっているが、全然問題ない。そのことは創業者のコメントに集約されている。

リアルフリーはすべての商品・サービスを無料で提供します。つまり、収益源は既存の商品・サービスではありません。

当社の場合は、顧客データベースを活用した新しい法人向けビジネスを考えています。

現在は当社も有料のサービスで利益を上げていますが、将来はすべてのサービスの無料化を目指していきます。

出典:ベンチャー通信online「株式会社ジンコーポレーション 代表取締役社長 髙橋 仁」http://www.v-tsushin.jp/search/details/007291/

つまり、ヘルスケアや化粧品会社へ広告媒体を販売したり、会員のデータを活用したサービスを開発(EC)することで、脱毛以外で収益を得ている。

このことは、今後のビジネスモデルで大事なこと。

集客フック用商材をどのようにつくるか

まず、どのようなサロンでも、看板商品を魅力的にして集客の最大化を狙うことがセオリー。

ミュゼの場合、100円脱毛で購買障壁を下げて、顧客との接点をなるべく簡単につくっている。また、安い価格+その他のサービスというLTV(ライフタイムバリュー)で上手く回収することもしていない(押し売りされたというはなしはあまりない)。

看板商品というのは、要は「どんなコンセプトで差別化するか」を徹底的に考えたもの。顧客の持つ価値イメージの中で「脱毛と言えば、ミュゼ」という状態にして、脱毛したい⇒ミュゼとなるためのもの。

そのために多額の資金を投下して、露出を増やしていくことが重要になる。当たり前だが、お客様は一番企業に集中する。また既に一番を取っていいて、資金力もあればあるほど競合を寄せ付けない。

さらにミュゼの特徴は、この看板商品が集客するためのフックになっていること。つまり本当に売りたくて、収益を支えているのは、ECだったり、顧客データ。

ミュゼは会員数350万人だけど赤字。でもECで350万人の中の1%でも通販は成り立つ。

ここから学べることは、集客フックになる商売、本当に売りたい商品とそれを収益面で支える商売、さらにお金になるまでのリードタイムが短い商売の3つをつくっていくことが必要だということ。

ご参考に

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